湿土(読み)シツド

精選版 日本国語大辞典 「湿土」の意味・読み・例文・類語

しつ‐ど【湿土】

  1. 〘 名詞 〙 しめりけの多い土。ぬれた地。
    1. [初出の実例]「深泥湿土(シツト)の黯(くろめる)に汚れさせ給ひ」(出典太平記(14C後)三九)
    2. [その他の文献]〔范成大‐没冰鋪晩晴月出暁復大雨詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「湿土」の読み・字形・画数・意味

【湿土】しつど

しめった土地。宋・成大〔没冰舗晩晴月出、暁に復(ま)た大雨~〕詩 端(はし)無くも星、濕土を照らし に依りて山川雨雲を生ず

字通「湿」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む