源啓(読み)みなもとの ひらく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源啓」の解説

源啓 みなもとの-ひらく

829-869 平安時代前期,嵯峨(さが)天皇皇子
天長6年生まれ。母は山田近子臣籍にはいり,源姓となる。相模(さがみ),越前(えちぜん)などの国守歴任。従四位上。文章をこのみ,射術もよくし,人格も兄弟の尊敬するところだったという。貞観(じょうがん)11年8月27日死去。41歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android