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源常 みなもとの ときわ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

源常 みなもとの-ときわ

812-854 平安時代前期の公卿(くぎょう)。
弘仁(こうにん)3年生まれ。嵯峨(さが)天皇の皇子。母は飯高宅刀自(いいたかの-やかとじ)。臣籍にはいり,源姓となる。天長8年(831)従三位,翌年中納言。承和(じょうわ)11年(844)左大臣にのぼり,のち正二位。東三条左大臣とよばれる。容儀は上品,言論おだやかで大臣の器と評された。仁寿(にんじゅ)4年6月13日死去。43歳。贈正一位。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

源常

没年:斉衡1.6.13(854.7.11)
生年:弘仁3(812)
平安初期の公卿。東三条左大臣と称される。正二位,嵯峨天皇と更衣飯高氏の娘の子。弘仁5(814)年,義兄信 らと源姓を賜って臣籍に下った賜姓一世源氏(いわゆる嵯峨源氏)。平安京の左京一条一坊に宅地を与えられた。父の天皇は「落ちつきはらった行動と品格さわやか」な常を特にかわいがったという。天長8(831)年,従三位(非参議)となり,翌年,参議を経ないで中納言に任じられ,承和11(844)年,33歳で左大臣に至るといった昇進ぶりであった。43歳で死去するまでの10年間は一の人として政治に関与し,「振る舞いは作法に叶って上品で,おだやかな物言い」と評された。死後,正一位を贈られた。

(朧谷寿)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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