源明(読み)みなもとの あきら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源明」の解説

源明 みなもとの-あきら

814-853* 平安時代前期の公卿(くぎょう)。
弘仁(こうにん)5年生まれ。嵯峨(さが)天皇皇子。母は飯高宅刀自(いいたかの-やかとじ)。臣籍にはいり,源姓をあたえられた。学才があり,父天皇のすすめで諸子百家をまなぶ。嘉祥(かしょう)2年(849)参議となるが,翌年兄仁明(にんみょう)天皇の死により出家横川(よかわ)宰相入道とよばれた。仁寿(にんじゅ)2年12月20日死去。39歳。法名は素然。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む