…飢饉で戦局が停滞するなか,源頼朝に疎外された叔父源行家が義仲と合流。83年(寿永2)3月,義仲は長子源義高(11歳)を人質として鎌倉の頼朝のもとに送る。こうして東方との紛争を避けたうえ北陸道の経略に専念し,5月には越中・加賀国境砺波(となみ)山の俱利伽羅(くりから)峠の戦で平氏軍を大破して近江に入った。…
※「源義高」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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