デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「溝口孤雲」の解説 溝口孤雲 みぞぐち-こうん 1809-1872 江戸時代後期の武士。文化6年生まれ。肥後熊本藩の家老で,財政・兵制改革につくした。慶応3年(1867)大政奉還にあたり諸侯が朝廷に召集されたとき,藩主名代として京都にゆき,幕府に恭順をすすめる。さらに穏健派11藩の重臣と連絡をとり,朝廷と幕府間の調停につとめた。明治5年3月13日死去。64歳。名は貞直。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例