漕ぐ舟の(読み)コグフネノ

デジタル大辞泉 「漕ぐ舟の」の意味・読み・例文・類語

こぐふね‐の【×漕ぐ舟の】

[連語]和歌で、漕ぐ舟の縁から、「浮く」「乗る」「帆」「音立つ」「寄す」などの語を導く序詞一部となる。
「思ふこと跡なき波に―浮き沈みても恋ひ渡るかな」〈新千載・恋二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android