漫言(読み)マンゲン

デジタル大辞泉 「漫言」の意味・読み・例文・類語

まん‐げん【漫言】

[名](スル)深く考えないで発言すること。また、その言葉。そぞろごと。漫語。「漫言放語」
んじ―する勿れ」〈服部誠一・東京新繁昌記

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精選版 日本国語大辞典 「漫言」の意味・読み・例文・類語

まん‐げん【漫言】

  1. 〘 名詞 〙 深く考えないで言うこと。とりとめのないことを言うこと。また、そのことば。そぞろごと。漫語。慢語。
    1. [初出の実例]「妄誕漫言の徒」(出典:新体詩抄(1882)鎌倉の大仏に詣でて感あり〈矢田部良吉〉)
    2. [その他の文献]〔列子‐黄帝〕

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普及版 字通 「漫言」の読み・字形・画数・意味

【漫言】まんげん

でまかせ。根拠なくいう。民国郭沫若〔訪日雜詠、千代の松原を弔ふ〕詩 千代の原にを見ず 漫(みだ)りに言ふ、蟲よりすと 年の燧(戦火)に、生靈しむ 兩彈の(ちう)(広島原子爆弾)・鐶(くわん)(長崎の原子爆弾)に、井(せいさう)(日々のくらし)

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