( 1 )語源について、「には」は「にはか(俄)」とする説もあるが、その文字表記や、「書陵部本名義抄」に記されているアクセントなどから「庭」と関連づける説が有力。
( 2 )①の挙例「万葉‐一三七〇」の「庭立水」から「にはたつみ」という清音の形もあったと考えられる。


(りよう)。〔説文〕十一上に「雨水の大いなる皃なり」とあり、行潦をいう。
流する水で「にわたずみ」の意。〔詩、召南、采
〕「于(ここ)に以て
を
る 彼の行潦に」は、谷川のささやかな流れをたとえていう。その水藻は「
溪(かんけい)沼沚(せうし)の毛(水草)」として、神饌とした。潦倒は人のうらぶれた、しどけない姿をいう。落托と似た語である。
l
は同声。
(ろう)は久雨によって水溜りなど行潦ができること。もと同じ語であろう。霤・溜・
(流)liuなども声義近く、同系の語であろう。
▶・潦旱▶・潦災▶・潦歳▶・潦死▶・潦浸▶・潦水▶・潦草▶・潦天▶・潦倒▶・潦漫▶・潦冽▶・潦潦▶
潦・雨潦・旱潦・行潦・洪潦・黄潦・
潦・災潦・秋潦・宿潦・水潦・積潦・大潦・庭潦・停潦・塗潦・浮潦・流潦・霖潦出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...