澄田智(読み)スミタサトシ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「澄田智」の解説

澄田智 すみた-さとし

1916-2008 昭和後期-平成時代の官僚,経営者。
大正5年9月4日生まれ。昭和15年大蔵省(現財務省)にはいり,戦時中は海軍主計将校。21年同省に復帰し,銀行局長時代に金融の効率化を推進。44年事務次官となり,第一銀行と日本勧業銀行合併(第一勧業銀行。みずほ銀行前身のひとつ)を支援した。退官後,47年日本輸出入銀行(現国際協力銀行)総裁,59年から平成元年まで日本銀行総裁をつとめた。平成20年9月7日死去。92歳。群馬県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android