灑落(読み)さいらく

精選版 日本国語大辞典 「灑落」の意味・読み・例文・類語

さい‐らく【灑落】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動ナリ・タリ )
  2. さらっと落ちること。また、そのさま。しゃらく。
    1. [初出の実例]「自然灑落任朔風」(出典文華秀麗集(818)下・神泉苑九日落葉篇〈嵯峨天皇〉)
    2. [その他の文献]〔潘岳‐秋興賦〕
  3. さっぱりしていて物にこだわらないこと。また、そのさま。しゃらく。
    1. [初出の実例]「風態浮薄、動止灑落、粉粧凝すと雖も」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉四)
    2. [その他の文献]〔宋史‐道学伝一・周郭頤〕

しゃ‐らく【灑落】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「しゃ」は「灑」の慣用音 ) =さいらく(灑落)易林本節用集(1597)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む