火消し役(読み)ヒケシヤク

デジタル大辞泉 「火消し役」の意味・読み・例文・類語

ひけし‐やく【火消し役】

定火消じょうびけ」に同じ。
定火消し主任にあたるもの。
もめごとや危機などの事態を拾収する役目。「内紛火消し役を務める」
野球で、ピンチのときにリリーフする投手のこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「火消し役」の意味・読み・例文・類語

ひけし‐やく【火消役】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代若年寄配下に属し、江戸消火のことをつかさどった定火消の主任にあたるもの。火消番。
    1. [初出の実例]「火消役十人」(出典:吏徴(1845)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android