烏秋(読み)オウチュウ

デジタル大辞泉 「烏秋」の意味・読み・例文・類語

おう‐ちゅう【×秋】

スズメ目オウチュウ科の鳥。全長28センチくらい。全身黒色で、尾が長く、先が二またに分かれて上方に反る。南アジア分布し、日本では迷鳥。オウチュウ科には22種が含まれ、南アジア・アフリカ森林に分布。

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精選版 日本国語大辞典 「烏秋」の意味・読み・例文・類語

おう‐ちゅう【烏秋】

〘名〙
① オウチュウ科の鳥の総称。アフリカ、南アジア、オーストラリアにすむ樹上性の中形鳥。二〇種。大部分光沢のある黒色で尾が長い。全長は長尾を除き二〇~四〇センチメートルで、尾の最も長いものでは全長七〇センチメートルにも達する。目の虹彩がいずれも赤い。
② オウチュウ科の中形の鳥。全長約二八センチメートル。インドから中国南部、台湾などの熱帯地方平野にすむ。迷鳥として南日本にまれに渡来する。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「烏秋」の解説

烏秋 (オウチュウ)

学名Dicrurus macrocercus
動物。オウチュウ科の鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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