(読み)ほうじる

精選版 日本国語大辞典 「焙」の意味・読み・例文・類語

ほう・じる ハウじる【焙】

〘他ザ上一〙 (サ変動詞「ほうずる(焙)」の上一段化したもの) 火であぶって、からからになるまで炒(い)る。
其面影(1906)〈二葉亭四迷〉六「番茶焙じるに限る」

ほう‐・ずる ハウ‥【焙】

〘他サ変〙 はう・ず 〘他サ変〙 =ほうじる(焙)〔書言字考節用集(1717)〕
人情本・春色恵の花(1836)初「茶をほうじて土瓶にいれ」

ほう‐・ず ハウ‥【焙】

〘他サ変〙 ⇒ほうずる(焙)

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デジタル大辞泉 「焙」の意味・読み・例文・類語

ばい【焙】[漢字項目]

[音]バイ(呉) ホウハウ)(慣) ホイ(唐) [訓]あぶる
火であぶる。「焙煎ばいせん焙炉ほいろ焙烙ほうろく

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