無電柱化推進法(読み)ムデンチュウカスイシンホウ

デジタル大辞泉 「無電柱化推進法」の意味・読み・例文・類語

むでんちゅうかすいしん‐ほう〔ムデンチユウクワスイシンハフ〕【無電柱化推進法】

《「無電柱化推進に関する法律」の略称災害防止、安全で円滑な交通の確保、良好な景観形成等を図るため、電線地下に埋設するなどして、道路上の電柱・電線を撤去、およびその設置を抑制する無電柱化の推進に関して、基本理念、国・地方公共団体責務、推進計画の策定などを定めた法律。平成28年(2016)制定

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共同通信ニュース用語解説 「無電柱化推進法」の解説

無電柱化推進法

欧米などに比べ日本の無電柱化が進んでおらず、景観や防災上の問題があるとして、2016年、議員立法で成立した。国に計画作成を義務付けたほか都道府県市区町村に対して同様の計画作成の努力義務を課した。国土交通省によると、ロンドンパリの無電柱化率が100%なのに対し、東京23区は16年度末で8%にとどまる。

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