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煙霧質 えんむしつ

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百科事典マイペディアの解説

煙霧質【えんむしつ】

エアロゾル,エーロゾルとも。固体や液体の微粒子が気体中に分散してコロイド状態にあるもの。煙,霧,雲などがその例。粒子の大きさは0.1〜1μm程度で,一般のコロイドに比べると大きく,凝結を起こしやすい。
→関連項目ゾル

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

煙霧質
えんむしつ
aerosol

気体を分散媒とし、固体や液体の微粒子を分散質としているコロイド分散系である。エアロゾルまたはエーロゾルともいう。液体が分散質となっている場合は霧であり、固体の微粒子が分散しているのが煙である。通常は安定性がよくないので、放置すると粒子の沈降、凝集がおこる。汚染大気中にみられるいわゆるスモッグは、浮遊性の粒子状物質を含む一種の煙霧質である。
 煙霧質ははっきりしたチンダル現象を示す。ヒドロゾルとの大きな相違点として、荷電による分散系の安定化がほとんどないことがあげられる。分散している粒子もかならずしも荷電をもっていない。このために煙霧質を短時間で捕集するためには、高電圧をかけた電場のなかを通過させて、電極上に分散粒子を集めてしまうコットレル集塵機がよく用いられる。煙霧質の捕集にはこのほかにもいろいろな方法があり、特殊な紙で濾過(ろか)したりする。粒径により分画して捕集するにはアンダーセンサンプラーなどが用いられることもある。[山崎 昶]

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世界大百科事典内の煙霧質の言及

【エーロゾル】より

…気体中に固体または液体の細滴が分散した系で,煙霧質,エアロゾルともいう。固体分散系にはちり,煙,液体分散系には霧,もや,雲なども含まれる。…

※「煙霧質」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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