コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

熱対流説 ねつたいりゅうせつconvection current theory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

熱対流説
ねつたいりゅうせつ
convection current theory

1933年オランダの F.ベーニング=マイネッツが提唱した学説で,マントルの部分に熱対流として物質の流れがあり,これによって地殻を引きずり,地向斜をつくったり,造山運動を起したりするという説。近年では海底の熱流量の測定技術が進歩し,海洋の海嶺などの部分で異常に高い値を示すことが判明した。このような場所は熱対流が上昇してくるところとみられる。この熱対流が横に移動して大陸や,海洋底の移動が引起されると考えられている。また熱対流が再びマントル内に潜入するところで海溝ができたり,マントル内でマグマが形成されたりするとみられ,多くの大規模な地質現象を説明することができる有力な学説となっている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

熱対流説の関連キーワードマントル対流説

今日のキーワード

地蔵盆

主に京都などで、8月23日・24日(古くは陰暦7月24日)に行われる行事。石地蔵にお飾りをしてまつり、さまざまの余興を行う。地蔵祭り。地蔵会(じぞうえ)。《季 秋》...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android