熱対流説(読み)ねつたいりゅうせつ(その他表記)convection current theory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「熱対流説」の意味・わかりやすい解説

熱対流説
ねつたいりゅうせつ
convection current theory

1933年オランダの F.ベーニング=マイネッツが提唱した学説で,マントルの部分に熱対流として物質の流れがあり,これによって地殻を引きずり,地向斜をつくったり,造山運動を起したりするという説。近年では海底熱流量の測定技術が進歩し,海洋海嶺などの部分で異常に高い値を示すことが判明した。このような場所は熱対流が上昇してくるところとみられる。この熱対流が横に移動して大陸や,海洋底の移動が引起されると考えられている。また熱対流が再びマントル内に潜入するところで海溝ができたり,マントル内でマグマが形成されたりするとみられ,多くの大規模な地質現象を説明することができる有力な学説となっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む