精選版 日本国語大辞典 「熱核反応」の意味・読み・例文・類語 ねつ‐かくはんのう‥カクハンオウ【熱核反応】 〘 名詞 〙 核反応の一つ。数千万度以上の高温下において原子核が高速度で運動し、互いに激しく衝突し合って起こす融合反応。恒星のエネルギー源や水素爆弾の爆発などにみられる。〔死の灰(1954)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「熱核反応」の意味・わかりやすい解説 熱核反応ねつかくはんのうthermonuclear reaction 高温の物質中で,その原子核が熱運動で互いに衝突して起す核反応。原子核の間には距離の2乗に反比例する静電気力が斥力として働くが,数千万K以上の高温では熱運動の速度が大きくなり,斥力にうちかって原子核同士が接近して核反応 (特に核融合) を起すことが可能になる。恒星の内部では,p-p連鎖,C-Nサイクル,ヘリウム燃焼のような熱核反応が起り,星のエネルギー源となっている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「熱核反応」の意味・わかりやすい解説 熱核反応【ねつかくはんのう】 核融合と同じ。特に水素爆弾,恒星のエネルギー源に役立つものをさす。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
化学辞典 第2版 「熱核反応」の解説 熱核反応ネツカクハンノウthermonuclear reaction [別用語参照]核融合 出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報 Sponserd by