熱熱(読み)アツアツ

デジタル大辞泉 「熱熱」の意味・読み・例文・類語

あつ‐あつ【熱熱】

[名・形動]
料理などができたてで熱いこと。また、そのさま。「焼きたての熱熱」「熱熱な(の)うちに召し上がれ」
熱中すること。また、そのさま。特に、男女が熱烈に愛し合っているさま。「熱熱な(の)カップル」
[類語](1熱い火照るホット/(2いちゃつくべたべたいちゃいちゃラブラブべたつく戯れる戯れじゃらじゃら

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精選版 日本国語大辞典 「熱熱」の意味・読み・例文・類語

あつ‐あつ【熱熱】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙
  2. 非常に熱いさま。
    1. [初出の実例]「Atçuatçuto(アツアツト)〈訳〉非常に熱く」(出典日葡辞書(1603‐04))
    2. 「涙ぐむ粥あつあつや小夜時雨」(出典:川端茅舎句集(1934)〈川端茅舎〉冬)
  3. あることに熱中するさま。特に恋愛関係が熱烈なさま。
    1. [初出の実例]「流行詞はいと多くして、〈略〉扚子じゃ、熱熱(アツアツ)など、いかなる事より言出しか解らず」(出典:随筆・皇都午睡(1850)初)

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