デジタル大辞泉 「いちゃつく」の意味・読み・例文・類語 いちゃ‐つ・く [動カ五(四)]1 仲のいい男女がなれなれしくふざけ合う。「若いカップルが―・く」2 てまどる。また、ためらう。「この毒薬を呑まうか呑むまいかと―・く所に」〈洒・新吾左出放題〉3 もめる。「又何か―・き過ぎて二階にけえを止められると」〈滑・浮世床・二〉[類語](1)べたべた・あつあつ・いちゃいちゃ・ラブラブ・べたつく・戯れる・戯れ・じゃらじゃら 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「いちゃつく」の意味・読み・例文・類語 いちゃ‐つ・く 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 ( 「つく」は接尾語 )① 男女が仲むつまじげにふざけ合う。[初出の実例]「いやみなくいちゃつかず、意気地あり」(出典:談義本・根無草(1763‐69)後)② 言い争う。もめる。[初出の実例]「払ひをいちゃつくやつがあると」(出典:洒落本・窃潜妻(1807)下)③ 問題を起こしてひまどる。ぐずぐずする。[初出の実例]「今この毒薬を呑ふか呑まひかといちゃつく所に」(出典:洒落本・新吾左出放題盲牛(1781)居候遺精) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例