べたつく(読み)ベタツク

デジタル大辞泉 「べたつく」の意味・読み・例文・類語

べた‐つ・く

[動カ五(四)]
べたべたと粘りつく。ねばつく。「手のひらが汗で―・く」「あめが溶けて―・く」
なれなれしく相手にまといつく。特に、男女が甘えて必要以上にまといつく。いちゃつく。「人前もはばからず―・く」
[類語](1粘る粘つく粘りつく粘っこいべとつく粘り気粘り粘性どろどろとろとろどろりにちゃにちゃねっとりねばねばべたべたべとべとねとねとねちねち/(2べたべたいちゃつくあつあついちゃいちゃラブラブ戯れる戯れじゃらじゃら

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精選版 日本国語大辞典 「べたつく」の意味・読み・例文・類語

べた‐つ・く

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 ( 「つく」は接尾語 )
  2. べたべたとねばりつく。べたべたする。ねばつく。
    1. [初出の実例]「肉づいた足にべたつくやうな蚊」(出典:黴(1911)〈徳田秋声〉六)
  3. あっさりしたところがなく、しつこく相手に言ったりしたりする。特に、みだりがましく異性にまといつく。また、異性どうしが人前でべたべたする。
    1. [初出の実例]「世にいふなる品ものとは〈略〉風俗しゃんとしててべたつかず」(出典:浮世草子・好色訓蒙図彙(1686)中)

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