日本歴史地名大系 「父石村」の解説 父石村ちいしむら 広島県:府中市父石村[現在地名]府中市父石町栗柄(くりがら)村の西北、御調(みつぎ)川を合した芦田(あしだ)川の左岸に位置し、西は御調郡篠根(しのね)村。村名について「備陽六郡志」は「当邑は高山尖にそはたち、猪鹿猿兎多し、河面篠根より流るゝ洪河、藤(富士)川・大井川の急湍にもまさり、岩間を漲り逆浪白馬を飛す、すへて巌石多して田畠狭、地面皆小石なり、しかれとも米穀登る事他村に替らす、下賤の諺に小石糞を生すといふ、此故に当村の耕民は石に育るゝと云心にて村号としたるにや」と記す。芦田郡に属し、元和五年(一六一九)の備後国知行帳によれば高四七四石余、元禄一三年(一七〇〇)の父石村御検地水帳(広島大学蔵)では反別三七町余・高四八一石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by