デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「片山九畹」の解説 片山九畹 かたやま-きゅうえん 1779-1836 江戸時代後期の漢詩人。安永8年生まれ。越前(えちぜん)(福井県)の商家の娘。高野真斎に師事して儒学をおさめる。京都で書を無幻に,江戸で詩文を菊池五山にまなび,頼山陽,十時梅厓(とどき-ばいがい)らとまじわった。36歳のとき梅辻春樵にとつぐが,まもなくわかれる。一時江戸で詩壇に出入りした。天保(てんぽう)7年7月12日死去。58歳。名は蘭。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例