デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「片山良庵」の解説 片山良庵 かたやま-りょうあん 1601-1668 江戸時代前期の兵法家。慶長6年生まれ。藤原惺窩(せいか)にまなんで儒学に通じたが,兵学に転じ,武田流軍学をおさめる。信濃(しなの)(長野県)松代(まつしろ)藩主松平忠昌に軍師としてまねかれ,のち忠昌の転封(てんぽう)にしたがい福井にうつった。寛文8年9月7日死去。68歳。京都出身。名は三盛。別号に秋扇。著作に「武鑑師法」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例