片岡二光(読み)かたおか にこう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「片岡二光」の解説

片岡二光 かたおか-にこう

1821-1903 幕末-明治時代の陶工
文政4年9月24日生まれ。尾張(おわり)(愛知県)常滑(とこなめ)の人。轆轤(ろくろ),手捻(てびね)りともにすぐれ,火色焼を得意とする。文久のころ医師平野忠司の発案杉江寿門とともに朱泥(しゅでい)焼の研究に着手し,これを製品化した。門人に沢田菅江がいる。明治36年8月8日死去。83歳。通称は菊次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android