牧牛図(読み)ぼくぎゅうず(その他表記)mu-niu-tu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「牧牛図」の意味・わかりやすい解説

牧牛図
ぼくぎゅうず
mu-niu-tu

東洋画のジャンルの一つ。唐代,華中,華南の田園風物としての水牛が独立した画題となり,韓滉 (723~787) ,その弟子の戴嵩の名手が現れた。宋代でも引続き制作され,南宋画院の李唐,閻次平が著名となり,形式も定まった。楊柳のおかれた水辺を背景に牧童を添えた牧牛図は,宋代写生主義による水牛の毛の微細な描写を特色とした。代表作は李迪筆『帰牧図』 (大和文華館) ,伝閻次平筆『秋野牧牛図』 (泉屋博古館) 。

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