牧童(読み)ボクドウ

精選版 日本国語大辞典 「牧童」の意味・読み・例文・類語

ぼく‐どう【牧童】

  1. [ 1 ] 牛などの世話をする子ども。牧場で家畜の世話をする者。
    1. [初出の実例]「荷鍤慙農父、駈羊愧牧童」(出典菅家文草(900頃)三・舟行五事)
    2. [その他の文献]〔杜牧‐清明詩〕
  2. [ 2 ]たちばなぼくどう(立花牧童)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「牧童」の読み・字形・画数・意味

【牧童】ぼくどう

放牧する童子。〔呂覧、疑似(者)と爲り、堯、左(乗)と爲り、禹、右(乗)と爲るも、澤に入りては牧に問ひ、水に入りては漁師に問ふ。奚(なん)の故ぞ。其の之れを知ること審(つまび)らかなればなり。

字通「牧」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android