牧野忠精(読み)まきの ただきよ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「牧野忠精」の解説

牧野忠精 まきの-ただきよ

1760-1831 江戸時代中期-後期大名
宝暦10年10月19日生まれ。牧野忠寛(ただひろ)の長男。明和3年7歳で越後(えちご)(新潟県)長岡藩主牧野家9代。松平定信(さだのぶ)の推挙で奏者番,寺社奉行,大坂城代,京都所司代をへて,享和元年老中となる。文化5年藩校崇徳館を創設。治水など藩の民政にも力をいれた。画にすぐれた。天保(てんぽう)2年7月10日死去。72歳。通称新次郎。号に乾々斎,白甫。備前守(びぜんのかみ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「牧野忠精」の解説

牧野忠精 (まきのただきよ)

生年月日:1760年10月19日
江戸時代後期の老中
1831年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の牧野忠精の言及

【長岡藩】より

…越後国(新潟県)古志郡長岡に藩庁を置いた譜代小藩。1618年(元和4)4月,すでに長岡城下の町づくりを始めていた蔵王(堂)城主堀直竒(なおより)が越後村上に移封された後をうけて入部した牧野忠成により創始され,明治の廃藩まで牧野氏の支配が続いた。藩祖忠成は徳川家康の重臣であった康成の子で,1616年7月に上州大胡(おおご)から越後長嶺(中頸城郡吉川町)城主に封ぜられたが,長嶺には入城しないまま直接長岡に入り,6万2000石を領した。…

※「牧野忠精」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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