特別養子縁組(読み)とくべつようしえんぐみ

大辞林 第三版の解説

とくべつようしえんぐみ【特別養子縁組】

養子縁組において、養子と実方の父母および血族との親族関係を法律上終了させる縁組。原則として六歳未満の子について、子の利益のために特に必要があると認められる場合など一定の要件の下に、家庭裁判所の審判により成立する。民法改正により1988年(昭和63)から認められた。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

特別養子縁組

父母が育てられない原則6歳未満の子どもと、子どもが欲しい別の夫婦が縁組し、戸籍上の親子になる制度。夫婦が家庭裁判所に申し立て、6カ月以上の試験養育期間後、家裁の審判で成立する。実父母は親権を失う。2015年までの10年間で3804件成立した。

(2017-09-07 朝日新聞 朝刊 1社会)

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知恵蔵miniの解説

特別養子縁組

子どもの福祉を主目的とし、養親(ようしん)が養子を法的に実子と同じ扱いにすること。1987年に民法の改正が行われた際に新設された。「普通養子縁組」では戸籍上、実親と養親が存在するが、本縁組においては実父母との親族関係が終了し、戸籍に「養子」「養父母」といった記載がなされない。同縁組には、養親の少なくとも片方が25歳以上であること、夫婦共に養親となること、養子は6歳未満であること、実父母の同意があること、実父母による養育よりも養親による養育の方が子の利益となること、といった条件がある。縁組成立までの手続きは、条件を満たした夫婦が家庭裁判所に審判請求を行い、6カ月以上の試験養育期間を経て、同裁判所が審判をし決することとなっている。2015年までの近年では、日本全国で年間300件~500件ほどの特別養子縁組が成立している。

(2016-9-29)

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