犬島諸島(読み)イヌジマショトウ

デジタル大辞泉 「犬島諸島」の意味・読み・例文・類語

いぬじま‐しょとう〔‐シヨタウ〕【犬島諸島】

岡山県南部、瀬戸内海東部にある諸島。岡山市東区の沖合2.5キロメートル前後に位置する。中心の犬島が最大で面積0.6平方キロメートル。諸島唯一の有人島。ほかに、沖鼓おきつづみ島・犬ノ島・地竹ノ子島・沖竹ノ子島などの小さな島々がある。良質な花崗かこう岩を産出し、岡山城・大坂城築城の際に使われた。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「犬島諸島」の意味・わかりやすい解説

犬島諸島
いぬじましょとう

岡山県南部、瀬戸内海に浮かぶ一群の島。岡山市東区に属する。犬島本島が最大で面積0.54平方キロメートル。人口55(2009)。沖鼓(おきつづみ)島、犬ノ島、地竹ノ子島、沖竹ノ子島はいずれも周囲1キロメートル未満の無人島。往時には海賊の集結地。また全島花崗(かこう)岩からなり、岡山城、大坂城の築城に使用された。1905年(明治38)本島に銅精錬所、1933年(昭和8)犬ノ島に硫黄(いおう)工場が設けられたが、のちに衰微。本島には犬島自然の家やキャンプ場がある。また、犬ノ島に香料工場(都市ガス付臭剤)があるが、住宅はない。岡山市東区宝伝(ほうでん)から本島への便船がある。

[由比浜省吾]

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