狛諸成(読み)こま もろなり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「狛諸成」の解説

狛諸成 こま-もろなり

1722-1802 江戸時代中期の国学者。
享保(きょうほう)7年生まれ。代々楽人の家。田安宗武につかえる。賀茂真淵未完のままのこした「万葉集考」巻7以下の14巻を増訂,整備する。享和2年1月11日死去。81歳。江戸出身。本姓野田通称は富之助,帯刀など。名は毛呂成,諸志計(もろしげ),助教とも。編著に「住吉物語校異」「花かつみの考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android