狩野探信(読み)かのう たんしん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「狩野探信」の解説

狩野探信(1) かのう-たんしん

1653-1718 江戸時代前期-中期画家
承応(じょうおう)2年生まれ。狩野探幽長男。父の跡をうけて鍛冶橋(かじばし)狩野家をつぐ。御所江戸城の障壁画制作に参加。正徳(しょうとく)5年(1715)法眼(ほうげん)となった。享保(きょうほう)3年10月4日死去。66歳。名は守政。別号に忠淵。

狩野探信(2) かのう-たんしん

1785-1836* 江戸時代後期の画家。
天明5年生まれ。狩野探牧の長男。父の跡をうけて鍛冶橋(かじばし)狩野家をつぐ。朝鮮贈呈屏風などの制作にたずさわった。文政8年(1825)法眼(ほうげん)となる。天保(てんぽう)6年12月18日死去。51歳。名は守道。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android