デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「狩野探信」の解説
狩野探信(1) かのう-たんしん
承応(じょうおう)2年生まれ。狩野探幽の長男。父の跡をうけて鍛冶橋(かじばし)狩野家をつぐ。御所や江戸城の障壁画制作に参加。正徳(しょうとく)5年(1715)法眼(ほうげん)となった。享保(きょうほう)3年10月4日死去。66歳。名は守政。別号に忠淵。
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...