狼に衣(読み)オオカミニコロモ

デジタル大辞泉 「狼に衣」の意味・読み・例文・類語

おおかみころも

表面慈悲深そうであるが、内心は凶悪であることのたとえ。→3
[類語]羊の皮を着た狼白無垢しろむく鉄火外面似菩薩じぼさつ内心如夜叉にょやしゃ真綿に針を包む笑中にとうあり口にみつあり腹に剣あり人面獣心蛇心仏口ぶっこう

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精選版 日本国語大辞典 「狼に衣」の意味・読み・例文・類語

おおかみ【狼】 に 衣(ころも)

  1. 凶悪無慈悲な人間がうわべだけはやさしく善人らしくよそおうことにいう。鬼に衣。
    1. [初出の実例]「おほかみにころもきせたるごとし」(出典:俳諧・毛吹草(1638)二)

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