①は昔から、「山神の使い」として敬われ、埼玉県三峰神社、静岡県山住神社など各地の神社に像があり、「御犬」と呼ばれる姿を描いた守札が出されている。この守札を門口に貼っておくと、盗難・災難よけになり、田畑に竹などに差しておくと鳥獣が荒さないという。なお、中世から「おおかめ」と呼ばれることも多かった。


頭白頰(はくけふ)、高
廣後なり」という。その鳴く声は小児に似ているが、暴虐の甚だしいものとして恐れられた。〔左伝、宣四年〕「是の子や、熊虎(ゆうこ)の
、豺狼の聲なり。
さずんば必ず
敖(じやくがう)氏を滅ぼさん」とみえる。狼
(ろうぜき)・狼狽(ろうばい)はいずれも狼とは関係がなく、仮借の語。良は風箱で穀の良否をよりわける器。反覆してはげしく動かすものであるから、繆戻(びゆうれい)の意を含む語に用いることがある。狼戻(ろうれい)は双声の連語。〔広雅、釈詁三〕に「很(こん)なり」、〔釈詁四〕に「
(れい)なり」とあり、繆戻の意に用いる。
▶・狼伉▶・狼吼▶・狼抗▶・狼毫▶・狼
▶・狼子▶・狼摯▶・狼疾▶・狼食▶・狼心▶・狼性▶・狼噬▶・狼
▶・狼籍▶・狼貪▶・狼頭▶・狼纛▶・狼獰▶・狼毒▶・狼憊▶・狼狽▶・狼跋▶・狼糞▶・狼忙▶・狼望▶・狼僕▶・狼奔▶・狼猛▶・狼戻▶
狼・虎狼・豺狼・貪狼・天狼・白狼・野狼・羊狼・老狼出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...