猛島神社(読み)たけしまじんじや

日本歴史地名大系 「猛島神社」の解説

猛島神社
たけしまじんじや

[現在地名]島原市宮の町

みやの町に鎮座。古くは森岳もりだけ大明神・鷹島たかしま大権現などと称され、島原領惣社として崇敬された。旧県社。祭神は五十猛命とその妹神の大屋津姫命・抓津姫命。相殿六柱、境内末社四柱。元和四年(一六一八)島原藩主の松倉重政が島原城(森岳城)築城に伴って森岳にあった森岳大明神を島原城下地先の海辺鷹島に移し、鷹島大権現と改称したという。寛永二年(一六二五)現在地に移転、森岳城鎮護の神社とされた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android