コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

猿猫論争 さるねころんそう

世界大百科事典 第2版の解説

さるねころんそう【猿猫論争】

中世のヒンドゥー教で起こった神の恩寵kṛpāをめぐる論争の一つ。南インド出身のラーマーヌジャ(1017‐1137)を開祖とするビシュヌ教の一派シュリーバイシュナバ派は,13世紀ころ,救済の道としてバクティ(信愛)を強調する北方のバダガライVaḍagalai派と,ひたすら神に身を投げ出すプラパッティprapattiを強調する南方のテンガライTeṅgalai派とに分裂した。 バダガライ派は,比較的伝統に忠実で,サンスクリットで著作し,神に救済されるためには信仰とそれにもとづく実践とによって功徳を積めば,それに応じて神は恩寵を与える。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

異常天候早期警戒情報

5日から 8日先を最初の日とする 7日間の平均気温がかなり高い,またはかなり低い確率が 30%以上と見込まれる場合に注意を呼びかけるため気象庁から発表される情報。低温や猛暑が長く続くと,人の活動や農作...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android