精選版 日本国語大辞典 「玄翁・源翁」の意味・読み・例文・類語
げんのう ゲンヲウ【玄翁・源翁】
(「げんおう」の連声(れんじょう))
[1] 南北朝時代の曹洞宗の僧。諱(いみな)は心昭。越後の人。総持寺の峨山紹碩(がざんしょうせき)に師事し、伯耆国の退林寺、下野国の泉渓寺などを開山。下野国那須野が原の殺生石を打ち砕いた故事は、謡曲「殺生石」の題材となる。嘉暦元~応永三年(一三二六‐九六)
※柴田退治記(1583)「以二鋤鍬玄翁鶴觜一突二崩磊築地一」
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