玉入(読み)たまいれ

精選版 日本国語大辞典 「玉入」の意味・読み・例文・類語

たま‐いれ【玉入】

〘名〙
① 玉を入れること。また、そのいれもの。
浅草紅団(1929‐30)〈川端康成五八「銃台にはエナメル塗の玉容(タマイ)れと鉄砲
小学校運動会などで、二組に分かれ、竿の先につけた籠に紅白の球を投げ入れてその数をきそう競技

たま‐いり【玉入】

〘名〙 宝石が入れ込まれていること。また、そのもの。
不言不語(1895)〈尾崎紅葉〉八「左の薬指なる玉入の黄金(きん)の指環を抜取りて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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