玉田永教(読み)たまだ ながのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus「玉田永教」の解説

玉田永教 たまだ-ながのり

1756-1836 江戸時代中期-後期神道家。
宝暦6年生まれ。阿波(あわ)徳島藩士の子。垂加神道をまなんだあと,吉田神道をおさめる。京都に家塾秀穂舎を設立,また諸国に布教した。天保(てんぽう)7年9月16日死去。81歳。本姓横山通称主計。著作に「神国令」「神道講義」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版「玉田永教」の解説

たまだえいきょう【玉田永教】

1756?‐1836(宝暦5?‐天保7)
江戸後期の神道講釈師。徳島藩士として生まれ,上京して神典を学び吉田家の神道教授となり,全国を遊歴して神道の普及につとめた。《年中故事》《菅家世系録》など,神国日本を賞賛した通俗神道書を著し賀茂真淵を〈姦悪国賊〉ときめつけた。その影響は吉田松陰にも及ぶといわれる。この玉田派の神道講釈師から,玉田玉枝斎(ぎよくしさい)・玉秀斎(ぎよくしゆうさい)・玉芳斎(ぎよくほうさい)の3兄弟が出て明治の大阪講釈界で活躍,さらに2代目玉秀斎によって書き講談〈立川文庫〉が誕生している。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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