デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玉置半右衛門」の解説 玉置半右衛門 たまおき-はんえもん 1838-1910 明治時代の実業家。天保(てんぽう)9年10月1日生まれ。明治19年東京府知事高崎五六(ごろく)の火山列島視察に便乗し,無人島の鳥島(東京都)に渡島,以後アホウドリの羽毛採取などの事業をおこす。33年南大東島(沖縄県)にわたって開拓をおこない,製糖業をいとなむ。明治43年11月1日死去。73歳。伊豆八丈島(東京都)出身。号は信天翁。姓は「たまき」ともよむ。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の玉置半右衛門の言及 【大東諸島】より …いずれも隆起環礁の島で,全面が琉球石灰岩で覆われる。古くは無人島であったが,1885年日本領土に編入され,1900年八丈島出身の玉置半右衛門らにより開拓が始まった。県下で最大のサトウキビの単作地域である。… ※「玉置半右衛門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by