玉置環斎(読み)たまき かんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玉置環斎」の解説

玉置環斎 たまき-かんさい

1829-1912 明治時代の書画鑑定家。
文政12年生まれ。絵を讃岐(さぬき)高松藩士戸塚茗渓にまなび,幕臣浅野長祚(ながよし)につかえる。おおくの古書画をみて鑑識にすぐれた。維新後一時は政府勤務。晩年内国勧業博覧会に行書を出品し,入賞したという。大正元年9月14日死去。84歳。武蔵(むさし)尾久(東京都)出身本姓安井通称は清之進。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android