玉階(読み)ギョッカイ

精選版 日本国語大辞典 「玉階」の意味・読み・例文・類語

ぎょっ‐かいギョク‥【玉階】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「玉」は美称 )
  2. 宮中、または神社の階段。御階。みはし。
    1. [初出の実例]「況陽気陶神、望玉階而余喘」(出典菅家文草(900頃)二・早春内宴、侍仁寿殿、同賦春娃無気力)
    2. [その他の文献]〔漢書‐外戚伝〕
  3. 広く、階段の美称。
    1. [初出の実例]「Guioccai(ギョッカイ)〈訳〉立派な石の階段」(出典:日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「玉階」の読み・字形・画数・意味

【玉階】ぎよくかい

みはし。

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