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王国基本法 おうこくきほんほう Lois fondamentales du royaume

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世界大百科事典 第2版の解説

おうこくきほんほう【王国基本法 Lois fondamentales du royaume】

フランス国王の絶対的君主権を制限し,国王といえども変更できなかった慣習的諸規制の総体をいう。その基本理念は,王朝の持続と王冠の独立という二つに集約される。諸規制のリストは成文化されなかったが,次の8点にまとめられる。(1)フランスの政体は男系長子相続による世襲君主制である。(2)女性ならびに庶子は王位相続から除外される。これはサリカ法典によるもので,1358年に援用され,1593年に追認された。(3)国王の成年は13歳とされ,未成年の間には摂政がおかれる。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の王国基本法の言及

【憲法】より

…市民革命期の思想が,形式的意味の憲法を重視したことには,きわめて大きな実質的・歴史的意義があった。フランスについて見ると,14世紀以来,王位継承と課税権に関連する不文の王国基本法(lois du royaume,lois fondamentales,lois constitutionnellesとよばれた)とその他の王法(lois du roi)を区別し,前者は国王によっても改変できないと考えられていたが,それは,(3)のかぎりでの標識はすでに意識されていた,ということを意味する。それに対し,18世紀になって,チュルゴや〈フィロゾーフ〉たち(18世紀フランスの啓蒙思想家たち)がそれぞれの立場から,〈フランス王国には憲法がない〉というときには,(1)ないし(2)の標識を重視した。…

※「王国基本法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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