王建民(読み)オウ・ケンミン(その他表記)Wang Chien-ming

現代外国人名録2016 「王建民」の解説

王 建民
オウ・ケンミン
Wang Chien-ming

職業・肩書
大リーグ選手(投手)

国籍
台湾

生年月日
1980年3月31日

出生地
台南

学歴
台北体育大学

経歴
高校時代から台湾を代表する投手として活躍、1998年アジアAAA選手権で来日し、甲子園球場松坂大輔と投げ合った経験を持つ。台北体育大学在学中の2000年、大リーグの名門ヤンキースとマイナー契約を結ぶ。2001年右肩を手術。2002年の釜山アジア大会では日本を押さえ込み、2004年にはアテネ五輪にも出場。同年シーズン終盤にシンカーをマスターし、2005年4月メジャー初昇格。ローテーション入りして直球と同じ153キロ前後の高速シンカーを武器にチームに貢献し、生え抜きとして不動のエースの座をつかんだ。2006年には1Aスタテンアイランド時代の背番号41が永久欠番となる。同年の第1回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)は出場を辞退。リーグでは19勝を挙げてタイトルを獲得、サイ・ヤング賞は次点だった。2007年も2年連続で19勝をマークしたが、2009年7月右肩を手術。2010年FAでナショナルズに移籍。2011年7月、右肩手術から2年ぶりの復帰登板を果たし、11試合に先発して4勝3敗。2013年第3回WBCに出場後、古巣ヤンキースへ復帰したものの、登板機会がないままブルージェイズへ移籍。最多勝1回(2006年)。193センチ、102キロ。右投右打。台湾での人気は日本でのイチロー松井秀喜、松坂以上で、国民的英雄

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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