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松坂大輔 まつざか だいすけ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

松坂大輔 まつざか-だいすけ

1980- 平成時代のプロ野球選手。
昭和55年9月13日生まれ。投手。右投げ,右打ち。横浜高時代,明治神宮大会,春・夏の甲子園,国体を制し史上初の高校野球4冠へとチームを導く。平成10年ドラフト1位で西武ライオンズに入団。翌年日本ハム戦で初先発初勝利,同年ルーキーながら最多勝(16勝),ベストナイン,ゴールデングラブ賞,新人王を獲得。13年には3年連続で最多勝を獲得し沢村賞も受賞。日本での成績は108勝,最多勝利3回,最多奪三振4回,ベストナイン3回,ゴールデングラブ賞7回。18年ポスティングシステム(入札制度)により大リーグボストンレッドソックスに入団。20年日本人シーズン最多の18勝をあげる。23年右肘じん帯の修復手術。25年クリーブランド・インディアンス,ニューヨーク・メッツと移籍,26年にはソフトバンクに移籍し9年ぶりに日本球界に復帰。東京都出身。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

松坂大輔
まつざかだいすけ
(1980― )

プロ野球選手(投手:右投右打)。西武ライオンズ(現、埼玉西武ライオンズ)、大リーグメジャー・リーグ)のボストン・レッドソックスでプレー
 9月13日、東京都生まれ。横浜高時代から、豪速球でその名を全国的に知られていた。1998年(平成10)には甲子園で春夏連覇を果たし、しかも、夏の大会では決勝戦でノーヒットノーランを達成、「平成の怪物」とうたわれた。同年のドラフト1位で西武ライオンズへ入団、1999年の1年目から最多勝に輝き、新人王となった。イチローとの初対決では3連続三振を奪い、また高卒新人では1970年(昭和45)の太田幸司以来となるファン投票選出でオールスターのマウンドも踏むなど、怪物の名に恥じない活躍ぶりであった。2000年(平成12)と2001年は、2年連続して最多勝と奪三振王の二つのタイトルを獲得した。2001年は15勝15敗と好不調の波が激しく、敗戦、被本塁打、四球もリーグトップであったが、リーグ最多完投、最多投球回と投げまくったことが評価され、初の沢村賞に輝いた。勝率5割の投手が同賞を手にしたのは初めてのことである。2002年は故障がちで6勝にとどまった。2003年は16勝をあげ、最優秀防御率と奪三振王に輝いた。2004年も最優秀防御率のタイトルを獲得し、リーグ優勝に貢献。中日ドラゴンズとの日本シリーズでも1勝をあげ、初の日本一を味わった。2005年は5月18日の対阪神タイガース戦で通算1000奪三振を達成するなど、自己最多のシーズン226三振を記録し、4回目の奪三振王を獲得。また14勝をあげてプレーオフ進出に貢献したが、ロッテに敗れて2年連続日本一を逸した。翌2006年3月、初の試みとなる国別対抗戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に日本代表のエースとして出場。最多の3勝をあげて世界一の立役者になり、大会の最優秀選手に選ばれた。公式戦(レギュラーシーズン)では6月16日の対横浜ベイスターズ(現、横浜DeNAベイスターズ)戦で通算100勝を達成。これは191試合目の到達で、1965年にドラフト制度が導入されてからの最速記録になった。この年西武ライオンズは公式戦2位でプレーオフに進出したが、第1ステージで敗退した。シーズン終了後、ポスティング(入札)制度によるメジャー移籍を表明。ニューヨーク・ヤンキースなどが応札したが、レッドソックスが5111万1111ドルで独占交渉権を獲得。12月、約1か月の交渉の末、6年総額5200万ドルで契約した。[出村義和]

2007年以降

レッドソックス移籍1年目の2007年は、4月5日のカンザスシティ・ロイヤルズで大リーグ初登板。先発で7回を投げて勝利投手となり、デビュー戦を飾った。その後もローテーションの一角を担い、32試合に先発登板して15勝12敗。被安打、四死球が多く、防御率は4.40であったが、201奪三振はチームトップ、リーグ6位。プレーオフでは3試合に先発し、1勝1敗に終わったが、チームはリーグ優勝。ワールド・シリーズでは第3試合に先発して勝利投手となり、プレーオフ、ワールド・シリーズで勝利をあげた初の日本人選手となった。チームは3年ぶり、7回目のワールド・シリーズ優勝を飾った。
 日本での8年間の通算成績は、登板試合204、投球回1402と3分の2、108勝60敗、セーブ1、防御率2.95、奪三振1355、完投72、完封18。獲得したおもなタイトルは、新人王、最多勝利3回、最優秀防御率2回、最多奪三振4回、沢村賞1回、ベストナイン3回、ゴールデン・グラブ賞7回。2011年までの大リーグでの通算成績は、登板試合106、投球回622と3分の2、49勝30敗、防御率4.25、奪三振568、完投1、完封0。[編集部]

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