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王闓運 おうがいうん

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大辞林 第三版の解説

おうがいうん【王闓運】

1832~1916) 中国、清代の学者。字あざなは壬秋。号は湘綺。湖南の人。公羊学を専攻し、各地で講学。詩文にもすぐれた。著「湘軍志」「春秋公羊伝箋」など。

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世界大百科事典 第2版の解説

おうがいうん【王闓運 Wáng Kǎi yùn】

1832‐1916
中国,清末の古典学者,文学者。字は壬秋,湘綺楼と号する。湖南省湘潭県の人。1853年(咸豊3)の挙人。曾国藩など高官の秘書や各地の私塾の教師をして一生を送った。著書は,経書のほとんどに注釈を書き,諸子にも及ぶが,同時に駢文(べんぶん)の作家として知られ,詩も六朝詩を宗とし,その選本《八代詩選》は大いに流行した。詩文は《湘綺楼集》に収められ,《日記》も刊行されたほか,曾国藩軍の記録《湘軍志》も有名である。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


おうがいうん
(1832―1916)

中国、清(しん)末の文人。字(あざな)は壬秋(じんしゅう)、湘綺(しょうき)老人と号した。湖南省湘潭(しょうたん)県の人。挙人出身。後の毛沢東(もうたくとう)と同県人である。太平天国当時、政府側の曽国藩(そうこくはん)の幕下で活躍し、成都、長沙(ちょうさ)、衡州(こうしゅう)の書院の院長を歴任、江西大学堂総教、1908年には侍読(じどく)にあげられた。礼学より始めて公羊(くよう)学に詳しく、『春秋公羊伝箋(せん)』11巻の著がある。文学の面では駢文(べんぶん)作家として名高い。唐以後の詩を好まず、その詩には六朝(りくちょう)の艶麗(えんれい)の風がみられる。書室を湘綺楼(しょうきろう)といい、『湘綺楼全書』がある。[佐藤一郎]

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