珊内岳(読み)さんないだけ

日本歴史地名大系 「珊内岳」の解説

珊内岳
さんないだけ

積丹しやこたん半島西部古宇ふるう神恵内村と積丹積丹町の境にある。標高一〇九一・一メートル。那須火山帯に属し、第四紀初期に噴出した安山岩山肌となっている。西に大天狗だいてんぐ(八五一・六メートル)、東にポンネアンチシ山(一一四五メートル)、南に屏風びようぶ(九八九・六メートル)、北に余別よべつ(一二九七・八メートル)などがある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「珊内岳」の意味・わかりやすい解説

珊内岳
さんないだけ

北海道西部,積丹 (しゃこたん) 半島の中央にある火山。標高 1091m。積丹町と神恵内 (かもえない) 村の境に位置し,北東には半島の主峰積丹岳 (1255m) および余別岳 (1298m) がそびえる。安山岩質の山体は著しく開析されている。

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