デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「理慶尼」の解説 理慶尼 りけいに 1530-1611 織豊-江戸時代前期の尼僧。享禄(きょうろく)3年生まれ。甲斐(かい)(山梨県)の人。武田信玄の叔父勝沼信友の娘。父が謀反の罪で信玄に討たれたため,婚家の雨宮家を離縁される。甲斐柏尾(かしお)の大善寺にはいり出家。武田勝頼のかつての乳母。「理慶尼記」(「武田勝頼滅亡記」とも)をあらわしたとされる。慶長16年8月17日死去。82歳。俗名は松葉。 理慶尼 りきょうに ⇒りけいに 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例