理慶尼(読み)りけいに

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「理慶尼」の解説

理慶尼 りけいに

1530-1611 織豊-江戸時代前期の尼僧
享禄(きょうろく)3年生まれ。甲斐(かい)(山梨県)の人。武田信玄の叔父勝沼信友の娘。父が謀反の罪で信玄に討たれたため,婚家の雨宮家を離縁される。甲斐柏尾(かしお)の大善寺にはいり出家武田勝頼のかつての乳母。「理慶尼記」(「武田勝頼滅亡記」とも)をあらわしたとされる。慶長16年8月17日死去。82歳。俗名松葉

理慶尼 りきょうに

りけいに

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android