琴責(読み)コトゼメ

デジタル大辞泉 「琴責」の意味・読み・例文・類語

ことぜめ【琴責】

阿古屋あこやの琴責

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精選版 日本国語大辞典 「琴責」の意味・読み・例文・類語

ことぜめ【琴責】

  1. [ 1 ] 浄瑠璃壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)」の三段目初めの部分通称畠山重忠阿古屋に琴をひかせ、その音色が乱れていないことから、阿古屋が景清のゆくえを知らないことを知る。
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙 ( [ 一 ]の場面から ) 琴をひかせて、その者の言動真偽をたしかめること。
    1. [初出の実例]「琴責(コトゼメ)の一件落著の後」(出典人情本・恩愛二葉草(1834)三)

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「琴責」の解説

琴責
(通称)
ことぜめ

歌舞伎・浄瑠璃の外題
元の外題
檀浦兜軍記
初演
享保17.9(京・万太夫座)

琴責
ことぜめ

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
初演
寛政6.秋(大坂・堀江芝居)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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