デジタル大辞泉 「阿古屋の琴責」の意味・読み・例文・類語 あこや‐の‐ことぜめ【阿古屋の琴責】 浄瑠璃「壇浦兜軍記」の三段目口くちの通称。平景清の行方を探す鎌倉方の畠山重忠が遊女の阿古屋に琴・三味線・胡弓こきゅうを弾かせ、その音色が乱れていないことから、うそをついていないことを知る。琴責。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「阿古屋の琴責」の意味・わかりやすい解説 阿古屋の琴責【あこやのことぜめ】 文耕堂・長谷川千四(せんし)作,1732年初演の浄瑠璃《壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)》の3段目。《出世景清(しゅっせかげきよ)》の改作。平家の勇将景清のゆくえを捜す畠山重忠が,景清の恋人である遊女阿古屋の心の真偽を知ろうと,琴・三味線・胡弓をひかせる場面で,歌舞伎でも上演される。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「阿古屋の琴責」の解説 阿古屋の琴責(通称)あこやのことぜめ 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題初緑豊年調初演元文3.1(江戸・河原崎座) 出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報